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中道歯科医院
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2015年6月23日
平成27年6月院長のマンスリートーク◆日歯、高木執行部ついに船出
◆日歯、高木執行部ついに船出
6月19日に日本歯科医師会の高木執行部が発足した。6月18日に開かれた第179回定時代議員会で当選した24人の理事と3人の監事は定時代議員会終了後に第1回理事会を開き、会長には互選で高木幹正氏を選出した。副会長は、山科透、渡邊正臣、柴田勝の3氏、専務理事は浅野正樹氏が就任。中医協委員には福島の遠藤秀樹社会保険担当常務理事(東京医科歯科大学の同級生)が務める。高木氏の得票数は有効投票数138票のうち83票で、他の理事候補者も80票台から90票台であった。

会長予備選挙当選者の高木幹正氏は5月7日まで次期日歯理事候補者名を選挙管理委員会に提出していたが、迂回献金問題で日歯連盟に東京地検特捜部の捜査が入って選挙の実施をどうするかが大きな焦点となっていた。

5月22日に開かれた都道府県会長会議では、その対応策として①予定通り実施、②一部の候補者を除き選挙を実施、③高木氏が提出した議案を一時留保し、代議員会には現執行部の名簿を提出、④代議員会に理事選挙の議題は上げるが、理事候補者名は提示しないの4案が示されて、選挙の実施に賛否両論が出て紛糾した。

1週間後の5月29日の第178回臨時代議員会の席上、日本歯科医師連盟の迂回献金問題で、日歯連盟顧問弁護士と高木幹正会長の代理人弁護士を務める佐々木善三氏(東京地検特捜部に11年勤めていた人)が次のような発言を行った。

「資金の流れは収支報告書をみれば一目瞭然で、偽装・隠ぺい工作は行われておらず、あけっぴろげな行為」と指摘。また、問題となった後援会は連盟内の組織で一般会計から特別会計へお金を移したようなもので、形式的には完全に合法。実質的にも違法とまでは言えないと述べた。さらに厚労省郵便不正事件で無罪となった元局長の事例を挙げながら、高木氏の立場は元局長に近いとの認識を示した。ここで流れは大きく変わった。

それでも、5人の代議員からは激しい反対の意見が述べられた。福井の齋藤氏、岩手の箱崎氏、福島の金子氏、静岡の山田氏、大分の長尾氏である。日刊歯科通信によれば、
  • 高木氏が予備選挙に勝ったことは間違いないが、高木氏のキャビネットで次期理事選任の議案を出す時期ではない。白黒はっきりするまで現執行部がやるべき。(福井・齋藤愛夫)

  • 東京地検特捜部が強制捜査し、何もなかったという事例はなく、国民の信頼を損なっている非常事態だ。地検の判断が出るまでは高木氏が提出した理事選任の議案は留保してほしい。(岩手・箱崎守男)

  • 大久保会長が築き上げてきた歯科への信頼が失われた。次期執行部はまた一からの信頼を取り戻さなければならない。高木氏が提出した理事の選挙はいろいろな目安がついてから実施した方が良い。(福島・金子振)

  • 連盟関係者が捜査を受けているなか、推定無罪という言葉を耳にしている。しかし、これは一般人を守るもので、地位や名がある人は、批判が出てもやむを得ない。最高責任者は職を辞し、これからの職も辞するべきだ。捜査に協力し、身の潔白を証明した後、復活すれば良い。高木氏の御英断を期待したい。(静岡・山田哲二)

  • 6月の代議員会には高木氏の議案を提出すべきではない。留保し、白黒はっきりしてから議案として提出すべき。(大分・長尾博通)
それ以外の意見としては
  • 郡市区歯の意見を集約した結果、「会長不在の空白期間は許されない。定款諸規定に基づき、淡々と理事選任を行うべき。万が一、起訴という事態になれば、高木幹正氏自身が出処進退を決めれば良い」という意見が多かった。今回の事件は日本歯科医師連盟、日本歯科医師会に等しく責任がある。(広島・土江健也)

  • 会員目線を大事にした解決策策を求める。これだけ世間を騒がせたたら、結果のいかんにかかわらず国民は納得しない。(鹿児島・森原久樹)

  • 連盟の問題がどのように決着するのかは誰も分からないが、国民目線は厳しい。こうなると若い先生方は日歯に入ってこなくなるので対策をとってほしい。また、正常な運営を執行部に求めたい。(神奈川・小田島千里)

  • 会員はうんざりしている。大事なことは社会的な信頼の回復だ。そのためにはコンプライアンス、定款、諸規則を遵守すべきだ。代議員会は自浄作用ができる組織だ。いろいろな状況を踏まえて理事にしないという選択肢もあるのだから規則通り、選挙を行うべき。
    (埼玉・大島修一)

  • 代議員の良識を信じて、代議員会に議案を提出すべき。(高知・織田英正)

  • 国民目線で物事を考える意見に賛成。広島ではこのまま進めてほしいという意見が多いようだが、福岡では慎重に対応してほしいとの意見が多かった。このような状況では未入会対策はおろか退会者が増えるのではないかと心配だ。(福岡・大山茂)

  • 次期日歯会長選挙において、事件が持ち上がったのは納得できない。毅然とした態度で選挙し、高木氏が悪いというのであれば、そこで反対票を投じれば良い。(茨城・森永和男)・粛々と決められたルールにのっとってやっていただきたい。(東京・浮地文夫)

  • 日歯が連盟に送った文書、連盟の返信文書は混迷を深める大きな要因。日歯と連盟は「血の通った兄弟のようなもの」で、一家の繁栄に尽くすのが役割だ。弟の連盟が窮地に立たされている時に兄の日歯が文書を送るのは禁じ手。責任回避が透けて見える。連盟の文書も売り言葉に買い言葉で論外だ。両者に共通しているのは会員不在だ。傷口を広げないよう、凛とした指導力を発揮していただきたい。(岡山・酒井昭則)

  • 日歯と連盟の文書のやりとりはひどい。両団体の関係がギクシャクしていたと聞いており、そうした事情が背景にあるのではないか。(静岡・柳川忠廣)

  • 会長予備選挙の結果は尊重されるべきで、6月の代議員会には高木氏が提出した理事候補者を議案として提出すべき。高木氏は有罪判決を受ける可能性がある場合には身を引くというような話も聞こえてくる。白黒はっきりする前に理事選挙を行うのを良しとするか否かを執行部は高木氏に確認してほしい。(山梨・井出公一)

  • 会長予備選挙を形骸化しないでほしい。延期するのは天変地異のみとすべきで、粛々と6月の代議員会で理事選任の議案を上程し、審判を仰げば良い。(岐阜・阿部義和)

  • われわれは組織を守るために定款や規則を定めている。国民目線の議論を持ち出し、規則を曲げてでも行うものではない。会員の意識を判断するための予備選挙を実施したのだから、その結果を代議員会に諮るべきだ。(兵庫・豊川輝久)

  • 最終的には大久保会長が決断すれば良い。ただ、代議員会は見識がある方がそろっているので予定通り代議員会に議案を出すべきと考える。(群馬・村山利之)

  • 連盟が特捜部の家宅捜索を受けたのは反省すべきだが、連盟は違法ではないと信じてやってきた。司法の場で判断が下されるまで違法、合法の話をすべきではない。特捜部から任意の事情聴取を受けても定款に従って議案を上程すべき。(愛知・内堀典保)

  • 代議員会が会長予備選挙の結果を反故にする権限はない。予定通り選挙すべき。代議員の判断に任せてほしい。(東京・勝俣正之)
地検の最終判断が出ていないので、この先何が起きるか分からない不安定な状況であるであるが、事業の停滞は許されず、粛々と会務をこなしもらいたいものだ。

   


当院の特徴紹介
いつも、総山先生の教えを守るよう治療に当たっています。
院長は、この事業の設立時から中心的役割をにない一定の成果を出しました。
年に1回は必ず「かかりつけ歯科医」で健診することが重要と考えます。
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