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2017年1月23日
平成29年1月院長のマンスリ−ト−ク◆「高齢者」の定義に意義あり
平成29年1月院長のマンスリ−ト−ク◆「高齢者」の定義に意義あり
 高齢者の線引きは曖昧なところがあり、国連では60歳以上、WHO(世界保健機関)では65歳以上とされている。 日本では、高齢者の医療の確保に関する法律では、65〜74歳までを「前期高齢者」、75歳以上を「後期高齢者」としている。
 最近、高齢者の定義と区分に関する日本老年学会・日本老年医学会の「高齢者に関する定義検討ワ−キンググル−プ」からの提言(概要)において、定義の見直しが行われた。
 提言は次のようなものである。
 「わが国を含む多くの国で、高齢者は暦年齢65歳以上と定義されています。しかし、この定義には医学的・生物学的に明確な根拠はありません。わが国においては、近年、個人差はあるものの、この高齢者の定義が現状に合わない状況が生じています。高齢者、特に前期高齢者の人々は、まだまだ若く活動的な人が多く、高齢者扱いをすることに対する躊躇、されることに対する違和感は多くの人が感じるところです。
 このようなことから、日本老年学会、日本老年医学会では、2013年に高齢者の定義を再検討する合同ワーキンググループを立ち上げ、高齢者の定義についていろいろな角度から議論を重ねてまいりました。近年の高齢者の心身の健康に関する種々のデータを検討した結果、現在の高齢者においては10〜20年前と比較して加齢に伴う身体的機能変化の出現が5〜l0年遅延しており、「若返り」現象がみられています。従来、高齢者とされてきた65歳以上の人でも、特に65〜74歳の前期高齢者においては、心身の健康が保たれており、活発な社会活動が可能な人が大多数を占めています。また、各種の意識調査の結果によりますと、社会一般においても65歳以上を高齢者とすることに否定的な意見が強くなっており、内閣府の調査(平成26年度高齢者の日常生活に関する意識調査)でも、70歳以上あるいは75歳以上を高齢者と考える意見が多い結果となっています。
 これらを踏まえ、本ワーキンググループとしては、65歳以上の人を以下のように区分することを提言したいと思います。
     65〜74歳 准高齢者  准高齢期(pre-old)
     75〜89歳 高齢者   高齢期 (old)
     90歳〜  超高齢者  超高齢期(oldest-old,super-old)
 この定義は主として先進国の高齢化事情を念頭においていますが、平均寿命の廷伸と「若返り」現象が世界的にひろがるようになれば、全世界的に通用する概念であると考えています。一方、従来の超高齢者(oldest-old,super-old)については、世界的な平均寿命の延伸にともない、平均寿命を超えた90歳とするのが妥当と考えます。
 高齢者の定義と区分を再検討することの意義は、(l)従来の定義による高齢者を、社会の支え手でありモチベーションを持った存在と捉えなおすこと、(2)迫りつつある超高齢社会を明るく活力あるものにすることです。 ただ、高齢者の身体能力の改善傾向が今後も続くかどうかは保証されておらず、あらためて、次世代への健康づくりの啓発が必要と考えています。
 われわれの提言が、明るく生産的な健康長寿社会を構築するという、国民の願いの実現に貢献できることを期待しております。
 なお、本提言に関する詳細な報告書を後日発表する予定です。」というもの。
 老年者の症状と疾患の特徴は、金沢医科大学の森本茂人先生によれば、
1.急性疾患以外にも数多くの疾患を有し、多病であることが多い。
2.症状や経過が非定型的なことが多い。
3.症状や治療に対する反応性の個人差が大きい。
4.せん妄や不穏などの精神・神経症状が出現しやすい。
5.恒常性維持機構破綻が出現しやすい。(電解質、免疫系、凝固系、内分泌系など)
6.薬物副作用が出現しやすい。
7.急性疾患でも障害を残し慢性化しやすい。
8.患者がおかれている社会的状況によって予後が左右されやすい。
があげられ、認知症・転倒・めまい・失神・失禁・関節痛・脱力・うつ状態・視力低下・せん妄・難聴・便秘・栄養障害・蓐瘡・嚥下困難・骨折・頻尿というような高齢者のADL、QOLに有意な影響をおよぼす症候がある。
 今月、小生は65歳の年齢に達し介護保険証も送られてきて、とうとう高齢者の仲間入りかと思っていた矢先の10年先延ばしという提言であったが、意義がある。
 それは、日本の平均寿命は女性87.07歳、男性80.79歳(2015年)であるが、健康寿命(WHOが2000年に提唱した概念。 健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間)は女性74歳、男性71歳であり平均寿命と健康寿命の間には女性で13年、男性9年の開きがある。 少なくとも、高齢者の年齢は健康寿命以下の70歳が適当と思われる。
 学会でも、70歳以上あるいは75歳以上を高齢者と考える意見が多かったということであるが、突然10年も延ばすのはいかがなものか。 また、OldではなくSenior、Elderly、Agedあたりの英語訳にしてほしかった。 Oldは暗い。
 口腔細菌が関与すると考えられる全身疾患に①誤嚥性肺炎、②感染性心内膜炎、③敗血症、④妊娠異常、⑤糖尿病、⑥虚血性心疾患、⑦バ−ジャ−病があげられているが、これからの超高齢社会において口腔ケアの推進が重要なポイントとなることは間違いない。
   


当院の特徴紹介
いつも、総山先生の教えを守るよう治療に当たっています。
院長は、この事業の設立時から中心的役割をにない一定の成果を出しました。
年に1回は必ず「かかりつけ歯科医」で健診することが重要と考えます。
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